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5月18日の日経平均:3日続落-593円で60,815円、三羽烏完成で本格調整局面入り

日経225
5月18日の日経平均:3日続落-593円で60,815円、三羽烏完成で本格調整局面入り

週明けの東京市場も、先週末からの売り基調を引き継ぎました。

日経平均は始値61,299円、高値61,478円、安値60,376円、終値60,815円。前日比-593.34円(-0.97%)で、5/14のクロージングマルボズから数えて3営業日連続の下落となりました。実体長483円の中陰線で、規模は5/15ほどではないものの、下落の継続性が際立っています。

■ 古典的な反転シグナルが完成

5/14: 陰線609円(クロージングマルボズ、O 63,263 → C 62,654)

5/15: 大陰線1,469円(O 62,878 → C 61,409)

5/18: 中陰線484円(O 61,299 → C 60,815)

この3本連続陰線はSteve Nisonの「Three Black Crows(三羽烏)」と呼ばれる、典型的な反転継続パターンです。条件は:

1. 3本連続の陰線

2. 各日の終値が前日終値より低い

3. 各日の始値が前日実体内

4. 各日の終値が安値近辺

今回のケースでは:

- 終値推移: 62,654 → 61,409 → 60,815 で段階的低下 ✓

- 始値が前日実体内: 5/15始値62,878が5/14実体62,654-63,263内 ✓、5/18始値61,299が5/15実体61,409-62,878内 ✓

- 終値=安値近辺: 5/14はクロージングマルボズで完璧合致、5/15・5/18は実体の下半分

Bulkowskiの統計で反転継続率約58%とされるパターンです。特に新高値圏での出現は、天井反転の有力なサインとして機能します。

■ MACDが初の弱気シグナル

本日、MACDヒストグラムが+49.76(5/15)から-100.41に転換しました。これは2026年5月で初めてのマイナス。MACDのデッドクロス(MACDがシグナル線を下抜け)が確定したことを意味し、トレンド転換の初期サインとして重要です。

他の指標の変化:

- RSI 55.90(50中立ラインに接近、過熱完全解消)

- ストキャスティクス %K 42.38 / %D 58.03(両線とも50下方)

- SMA25乖離率 +1.74%(警戒水準±5%以内に縮小、ほぼ通常水準)

- SMA75乖離率 +7.82%

指標面から見ると、過熱はほぼ完全に解消されました。逆に言えば、ここからさらに調整が深まる余地が出てきたとも言えます。

■ ボリンジャー中央線で踏み止まる

ボリンジャーバンドは上限63,803、中央線60,542、下限57,282、バンド幅10.77%。本日終値60,815円は中央線60,542円のすぐ上で踏み止まりました。+2σから中央線への戻りが完了した格好です。

ここから先、中央線60,542円が次のキーサポートとして機能するかが焦点になります。

■ 出来高は平均並み

本日の出来高は約1億6,810万株、20日平均比1.00倍。3日続落の最終日が平均出来高で完了した点は、機関投資家のリスクオフが一巡しつつある可能性を示します。パニック売りではなく、計画的なポジション調整が継続中という解釈です。

■ サポート帯の整理

61,478(本日高値)

61,000(心理節目)

SMA5 62,178

5/15安値60,937(現状の重要支持、下抜けで61,000ラインを完全に失う)

ボリンジャー中央線60,542

60,376(本日安値)

60,000(心理節目)

SMA25 59,774

5/7始値60,241

■ 来週への見方

反発復帰: 心理節目61,000円+SMA5 62,178円上抜けで三羽烏無効化。5/15安値60,937円も同時に抜けば反発本格化。

本格調整: ボリンジャー中央線60,542円+心理節目60,000円を割れば、SMA25(59,774円)、フィボナッチ61.8%(56,952円付近)までの距離が一気に視野に入ります。

レンジ整理: 60,000〜61,500円で過熱完全消化を待つ展開。

5/7の歴史的急騰(+3,320円)以降、5/14のクロージングマルボズ→5/15のスリーインサイドダウン→5/18の三羽烏という連続反転シグナルが揃いました。明日以降、心理節目60,000円維持と中央線60,542円の防衛が、短期トレンドを決める分岐点になります。

※本記事は教育目的の情報提供であり、投資助言ではありません。実際の売買判断はご自身の責任でお願いします。

「三羽烏」という名前には、3羽のカラスがゆっくり死へと向かう情景を重ねた古い表現です。江戸時代の米相場師たちが残したロウソク足の伝統が、現代のチャート分析にもそのまま生きています。命名に込められた重さの通り、相場の終わりを告げる古典的なシグナルとして長く認識されてきました。

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