【4月21日】日経平均チャート分析|スリーインサイドアップ完成で反転継続、59,349円

4月21日の日経平均株価は59,349.17円(前日比+524.28円、+0.89%)で取引を終え、3営業日連続の上昇となりました。当日は始値59,031.51円、高値59,611.91円、安値59,004.76円、終値59,349.17円の中陽線。前々日4/17の-1,042円大陰線、前日4/20の小陽線(コマ)、当日4/21の中陽線という3本の連続ロウソク足が「スリーインサイドアップ」の完成形となり、強気継続のシグナルが点灯しています。本記事では、このパターンの構造とテクニカル指標を分析します。
■ テクニカル指標が示す現在地
以下のテクニカル分析は4月21日終値時点のデータに基づきます。移動平均線はSMA5=58,860.51円、SMA25=54,949.45円、SMA75=54,709.77円、SMA200=49,049.00円。当日終値59,349.17円はSMA5を含む全移動平均線の上に位置し、パーフェクトオーダーが継続。SMA25乖離率+8.01%、SMA75乖離率+8.48%と過熱感が強まっています。
RSIは64.37で前日62.83から上昇。70の買われすぎ圏に接近中。MACDはMACD値1,300.74、シグナル線747.20、ヒストグラム553.54で前日とほぼ同水準の強気拡大を維持。一目均衡表は転換線57,725.57円、基準線55,123.51円、先行スパンA56,424.54円、先行スパンB55,123.51円で、雲は厚いブリッシュ配列、株価は雲を遥かに上回る位置にあります。三役好転は完全に確立。
■ ボリンジャーバンドとボラティリティ
ボリンジャーバンド上限60,628.15円、中央線55,382.81円、下限50,137.46円、バンド幅18.94%。バンド幅は18.47%→18.94%と微増。当日終値59,349円は上限60,628円との間に1,279円の余地があり、+2σまでまだ距離があります。バンドウォーク再開には60,000円台への乗せが必要です。
■ チャートパターン分析:スリーインサイドアップ(三日内側上昇)
本日のロウソク足は3本構成のスリーインサイドアップ(三日内側上昇)パターンを完成させました。構成: ①4/17=大陰線(始値59,255.09円・終値58,475.90円・実体779.19円)。②4/20=小陽線(始値58,821.16円・終値58,824.89円)で、実体が①の実体内に完全収まり、ベアリッシュハラミ的形状を構成。③4/21=中陽線(始値59,031.51円・終値59,349.17円)で、終値が①の始値(59,255.09円)を上抜け、3本目の確認サインが点灯。スリーインサイドアップは「ハラミからの確認上抜け」で完成する反転継続シグナルで、Bulkowskiの統計ではブレイクアウト方向への到達率が高めとされます。Chart Masterのパターン詳細ページでは構成条件と発生後の値動きを学べます。
■ サポートライン・レジスタンスライン

直近60日のレンジは安値50,558.91円〜高値59,688.10円。当日終値の位置は96.29%とほぼレンジ上限。上値抵抗は59,611円(当日高値)、4/16高値59,688円、心理節目60,000円、その先に61,000円・62,000円。下値支持は59,000円の心理節目、SMA5=58,860円、4/17安値58,475円、ピボット支持59,031円。フィボナッチ100%は59,688円で、上抜ければ青天井相場入りです。
■ 出来高と市場センチメント
当日の出来高は約1億2,950万株、20日平均1億4,642万株比0.88倍と引き続き低調(normal判定)。スリーインサイドアップ完成を伴いつつも、出来高拡大が伴っていない点はシグナルの信頼性をやや下げる要素。マルチタイムフレームは日足strong_uptrend/週足strong_uptrend/月足strong_uptrendの完全アラインメント継続。大局の流れは強気優位です。
■ 注目材料と市場環境
スリーインサイドアップの完成は反転継続を示唆しますが、4/16高値59,688円が直近のキーレベル。このレベルでの売買エネルギーが、新高値更新もしくはダブルトップ形成の分岐点となります。為替・米国市場・国内決算動向の確認が引き続き必要な局面です。
■ 今後の見通しとシナリオ
強気シナリオ:59,688円を出来高を伴って上抜ければ、心理節目60,000円が次のターゲット。サイコロ的な大台達成は新規買いを呼び込みます。弱気シナリオ:59,000円割れ+58,475円(4/17安値)割れでスリーインサイドアップが失敗となり、SMA5=58,860円割れも重なれば調整局面入り。中立シナリオ:58,475〜59,688円のもみ合いで需給整理。マルチタイムフレーム整合の強気は維持されます。
■ まとめ
4月21日はスリーインサイドアップの完成で反転継続シグナルが点灯。注目水準は上値59,688円・60,000円、下値59,000円・58,475円。出来高拡大を伴う高値更新の有無が、明日以降の最大のチェックポイントです。
※本記事はテクニカル分析に基づく情報提供を目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。