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5月13日の日経平均:63,272円で力強い続伸、三日内側上昇でエングルフィング無効化

日経225
5月13日の日経平均:63,272円で力強い続伸、三日内側上昇でエングルフィング無効化

■ 強い陽線で63,000円台回復

本日の日経平均は、開始から終わりまで一貫した買い基調で推移しました。始値62,398円から大幅にギャップアップした寄付ではないものの、高値63,347円までほぼ一直線の上昇。実体長874円・上ヒゲ75円・下ヒゲ79円という、実体率82%の力強い陽線で取引を終えました。

終値63,272円は前日比+529.54円(+0.84%)。心理節目の63,000円台を回復し、5/11高値63,385円のすぐ手前まで戻しました。

■ 3本構成のチャートパターンが完成

ここ3日間のロウソク足を時系列で見直すと、明確なパターンが浮かびます。

5/11: 大陰線785円(O 63,203 → C 62,417)

5/12: スピニングトップ123円(O 62,618 → C 62,742、5/11実体内)

5/13: 大陽線874円(O 62,398 → C 63,272、5/11始値を上抜け)

この3本構成は「スリーインサイドアップ(三日内側上昇)」と呼ばれる反転継続パターンです。Bulkowskiの統計では、この型の反転継続率は約75%とされ、信頼性の高いシグナルとして知られています。

つまり、5/11のベアリッシュエングルフィング(包み線)による弱気シグナルは、本日の確認陽線によって完全に無効化されました。

■ 指標は過熱圏に到達

勢いを取り戻した分、過熱感は再び鮮明になっています。

- RSI(14日): 70.59 → ついに買われすぎラインに到達

- ストキャスティクス: %K 97.63 / %D 88.34 → 完全に過熱圏

- SMA25乖離率: +7.65%(警戒水準±5%超え継続)

- SMA75乖離率: +12.85%

- MACD 1,917.30 / シグナル1,645.91 / ヒストグラム+271.39

MACDは新高水準を更新中で、トレンド継続シグナルとしては強気のまま。一方でRSI 70到達と乖離率の高さは、いつでも反落しうる地合いを示します。

■ 重要価格水準

抵抗: 63,347(当日高)、63,385(5/11高=直近新高値)、ボリンジャー上限63,741、心理64,000

サポート: 62,318(当日安)、ピボット支持62,611、SMA5 62,796、心理62,000

注目は63,385円の5/11高値です。この水準を出来高を伴って明確に上抜けることができれば、史上最高値の更新で「青天井」の様相となります。

■ 出来高はやや増加

本日の出来高は約1億8,100万株、20日平均比1.10倍。スリーインサイドアップ完成日として大きな出来高を伴うのが理想ですが、現状の増加は穏やか。シグナルの信頼性をやや下げる要素です。

■ 翌日以降の見方

強気継続: 63,385円ブレイクで青天井相場入り、64,000円が次の目標。フィボナッチ拡張で65,000円も視野。

下振れリスク: 62,318円と SMA5(62,796円)を割れば、スリーインサイドアップが失敗。5/11安値62,380円を試す展開へ。

レンジ継続: 62,800〜63,385円のもみ合いでSMA25乖離+7.65%の調整を消化する展開も考えられます。

5/11-5/13でわずか2営業日のうちに弱気シグナルから強気シグナルへと振り戻された相場。明日以降の新高値挑戦と過熱解消のタイミング、両方を見極める必要があります。

※本記事は教育目的の情報提供であり、投資助言ではありません。実際の売買判断はご自身の責任でお願いします。

5/11の弱気サインからわずか2営業日でひっくり返ったこの展開は、トレーダーにとっては容易な相場ではありません。シグナルが頻繁に翻る局面では、長期トレンドを見失いがちです。日足のスリーインサイドアップは強気サインですが、週足・月足の大きな流れと矛盾しないかを併せて確認するのが定石です。

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