Wave 3 Extension (Bearish) / エクステンション(第3波・下降)
エリオット波動理論に基づく一般的な参考値。実際の成功率は市場環境・時間軸・銘柄により大きく変動します。
エリオット波動理論における下降インパルスの第3波が劇的に延長するパターンです。第3波は通常、第1波の1.618〜2.618倍に延長し、大きな出来高を伴う最も力強い下落波となります。弱気相場において最も利益率の高いショートポジションを構築できる波であり、機関投資家の売り圧力が集中する区間です。第3波は決して最も短い推進波にならないというエリオット波動の鉄則は下降インパルスでも同様に適用されます。パニック売りやファンダメンタルズの悪化を伴うことが多く、急激な価格下落が特徴です。
第2波の戻りの完了を確認し、第3波の下落開始をエントリーポイントとする。第2波が第1波の0.5〜0.786をリトレースし、反転のローソク足パターン(宵の明星、弱気の包み足など)やオシレーターの反転が確認できたらショート。第3波の途中(第1波の1.0倍到達時)で追加ショートも有効。第1波の起点を上回った場合はカウント無効。
第3波の目標は第1波の値幅の1.618倍を第2波の終点から下方に適用。さらなるエクステンションの場合は2.618倍が次の目標。第5波の目標は第1波とほぼ等距離を第4波の終点から下方に適用。インパルス全体の目標は第1波の値幅の3.236〜4.236倍の下落。
第2波完了でエントリーした場合、第1波の起点(下降開始点)の少し上にストップロスを設定(第2波は第1波の起点を超えてはならないルール)。第3波の途中エントリーの場合は、直近の戻り高値の少し上に設定。
第3波は最も出来高が多い波となるのが典型的。第1波で売りの出来高が増加し始め、第2波で減少、第3波で急増する。特に第3波の中間部分(ギャップを伴う急落区間)で出来高が最大となることが多い。第5波の出来高が第3波を下回る場合はダイバージェンスの兆候で、下降トレンドの終了が近いことを示唆する。