Ending Diagonal / 終了ダイアゴナル
エリオット波動理論に基づく一般的な参考値。実際の成功率は市場環境・時間軸・銘柄により大きく変動します。
エリオット波動理論における特殊な5波動パターンで、推進波の第5波(Wave 5)またはジグザグ修正波のC波に出現し、トレンドの疲弊・終了を示唆します。内部構造はすべて3波動(3-3-3-3-3)で構成され、収束するトレンドライン(ウェッジ形状)を形成します。波動4が波動1の価格領域に重複することが特徴で、これはダイアゴナルに共通するルールです。エンディングダイアゴナルが完成した後は、ダイアゴナルの起点(波動1の始点)まで急速に反転する「スローバック」が発生することが多く、トレンド転換の強力なシグナルとして知られています。リーディングダイアゴナルよりも出現頻度が高く、実戦での活用機会が多いパターンです。
エンディングダイアゴナルの5波動が完成し、ダイアゴナルの下限トレンドラインを下方ブレイクした時点でショートエントリー。波動5の頂点付近でRSIやMACDのダイバージェンス(価格は新高値だがオシレーターは低下)が確認された場合は、より早いタイミングでのエントリーも検討可能。完成後のスローバックは急速であるため、エントリーの遅れに注意。
ダイアゴナルの起点(波動1の始点)の水準が第1目標。これはエンディングダイアゴナル後のスローバックの典型的な到達点。フィボナッチリトレースメントでダイアゴナル全体の高さの0.618〜0.786戻しが第2目標。先行するトレンド全体の調整として、より深い水準まで下落することもある。
ダイアゴナルの波動5の高値の少し上にストップロスを設定。波動5の高値を更新した場合はパターン無効のため即座に損切り。リスクリワード比率を考慮し、ダイアゴナルの高さに対して適切な損切り幅を設定する。
エンディングダイアゴナル形成中は出来高が著しく減少し、トレンドの疲弊を反映する。波動5で出来高が波動3より明らかに少ない場合、反転の信頼性が高まる。ダイアゴナル完成後の下方ブレイク時に出来高が急増するのが理想的で、トレンド転換の確認となる。